テイストスケール法®22テイストイメージ診断®アドバイザーのkanaです。
テイストスケール法®は色・柄・形・素材の4つの要素について、濃度軸(縦軸)と強度軸(横軸)の二次元座標で表すものですが、今回はその中でも意外と意識しづらい素材について見ていきたいと思います。
(下図の1番外側です。)
【テイストスケールの定義】

素材は、濃度が軽いほど薄く(軟質)、重いほど厚く(硬質)なります。また、強度が弱いほど滑らかで、強いほど粗くなるのが特徴です。
素材感について、実際に服で見てみましょう。

左から、薄くて滑らか、薄くて粗い、厚くて粗い、厚くて滑らかな生地になっています。
4つの服は色・柄・形もそれぞれ異なっていますが、あくまでも素材として見た時に、表情の違いが感じられるでしょうか?
薄い生地ほど軽快、厚い生地ほど重厚感がある印象になります。
また、滑らかな生地ほど光沢感があって高級感や洗練感を感じさせますし、粗い生地はハリがあり、活動的だったり親しみやすい印象を与えることも。
上の画像の場合、身体のラインのひろい方や、裾の形(内側に入るか、広がる(身体から浮く)か)にも違いがあり、よりそれぞれの服の個性が際立っていますね。
私は薄くて滑らかな生地が似合うテイストですが、私の場合厚すぎる生地は服に着られている感が強くなりますし、粗すぎる生地は悪い意味でありふれた、垢抜けない印象になると実感しています。
逆に、厚くて粗い生地が似合う方は、薄くて滑らかな生地だと、物足りなかったり下着っぽく見えてしまったりしがちです。
色や柄に比べると目立ちづらいですが、適した素材を選ぶことで、より似合うファッションに近づくことができますから、素材についてもぜひ意識していきたいですね。
2024年秋以降に、モニター様を募集予定です。詳細が決まりましたらお知らせします。
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